他人に迷惑が掛かる空き家を有効活用しよう

他人に迷惑が掛かる空き家を有効活用しよう

近頃では空き家問題が急増していますが、これは空き家の持ち主よりも、近隣住民が困るケースが殆どです。
特に庭のある戸建て住宅では、雑草や植木が生い茂り、時には歩行者や通行車両にも迷惑を掛けることがあるのです。
また、人が住んでいないことから野生動物が住み着き、鳴き声や糞尿の被害を周囲へ与えるケースもあります。
遠く離れた所にある空き家ではそうなる可能性が高いため、頃合いを見て、何らかの対策を行うのが大切です。
家屋を取り壊すという方法もありますが、土地だけになった場合は固定資産が増額されるため、更地にする時はその点に留意しておきましょう。
そこで、当面住む予定がない空き家は、借家にするのも良い方法です。
この場合、定期建物賃貸借契約で借家にしますと、契約期間の満了後に入居者は退居する必要があるため、将来自分たちが住みたい場合でも、安心して貸し出せます。
賃貸にすれば固定資産税が下がるため、空き家問題の解決と併せて、一石二鳥の効果が望めます。

夫婦間での不動産の贈与にもかかる税金がある

不動産は、どんな形であれ取得すると、不動産取得税という税金がかかります。
つまり、購入は当然のこととして、ただでもらっても不動産取得税はかかるということ。
例えば20年以上結婚していた夫婦で、旦那さん名義の家を奥さん名義に変える場合は、評価額2000万円まで配偶者控除の特例を受けられます。
この場合、贈与税は無税=0円となりますが、不動産取得税はしっかり課税対象となります。
では所有権は移転しなければ良いかというと、不動産取得税は登記の有無には関係なく実体に課税されます。
登記しなければ登録免許税は0円ですが、不動産取得税は課税されるわけです。
税金を逃れようと所有権を放置したままにする例もあるようですが、事実を都道府県税事務所が把握すれば登記はまったく関係ないことになります。
税金を少しでも軽くするには、軽減措置を利用するしかありません。
築年数の浅い一般的な不動産なら軽減措置によって税額が0円になるケースもありますので、正攻法で行きたいですね。